一口にマニフレックスといっても商品は多岐に渡ります。使う人の体型や使う環境に合わせた商品選びに第三者の観点からマニフレックス商品を評価してみます。
メッシュウィング |
マニフレックスのベーシックな寝心地を再現可能な10cmという厚み、保証年数10年という長さでインターネット通販サイトではこよなく愛されている三つ折りマットレスです。しかし、最近はほぼ同等のスペックで価格が半額に近い商品(ヨーネルコ)も出てきているので、三つ折りのこの厚みでマニフレックスを選択するメリットはほぼありません。 |
カモウィング |
メッシュウィングの側地が違うだけで他は全て同じなのがカモウィングです。厚みも価格も同じなので、よっぽどカモフラージュ柄が好きな人はこちらを選ぶと良いかもしれません。結局シーツをかけて使うと思うので柄はそんなに関係ないと思うのですが。メッシュウィングの在庫切れ時に仕方なく購入するという需要はありそうです。マニフレックスはイタリアの輸入商品だけあって在庫がないときは本当に3カ月くらい入荷しないです。 |
DDウィング |
マニフレックスの三つ折りはほとんど厚み10cmなのですが、DDウィングだけは厚み13cmと別格です。ウレタンは2層構造で、三つ折りの中で一番柔らかい寝心地になっています。フラッグFXの寝心地を三つ折りで再現したとしたらDDウィングができちゃったという感じでしょうか。なので値段もマニフレックスの三折りマットレスにしては別格の高さとなっています。 |
イタリアンふとん2 |
マニフレックスのお布団の中で最も売れてる商品がこれ。側地にちょっと入ってる詰め物のおかげで若干ふんわりした寝心地。意外にもリバーシブルで寝心地が変えれるという構造です。厚みが側地込みの7cmなので体格が大きい人が横寝になると若干の底付き感はあるんじゃないかと思われます。側地はドライクリーニングのみ可能となっているので、汚れには注意しましょう。 |
マニフトンカモ |
最近マニフレックスのラインナップに加わったと思われる新商品です。が、イタリアンふとん2との違いは側地の柄がカモフラージュ柄になったくらい?かと思いきや、側地が水洗い可能だそうです。価格もイタリアンふとん2と同じなのでカモの側地の派手さが嫌でイタリアンふとんにするか、側地水洗い可能という清潔感でマニフトンカモを選ぶのかという感じになります。寝心地は側地の表面部分の詰め物の差でイタリアンふとん2の方が若干柔らかくなっています。 |
スーパーレイロイヤル |
芯材がマニフレックスのまくらで使われている柔らかいウレタンのみで構成されているため、とっても柔らかい寝心地のマニフレックスお布団です。でも柔らかい素材=重量があるので、例えば高齢者の方が収納したりする場合にはその重さがネックになりそう。モデル246のようなスタンダードな硬さのマットレスの上に敷くと、なんとフラッグFXのような寝心地を再現できます。「マニフレックスは柔らかいほど高い」というセオリーにもれず、スーパーレイも高めの価格設定になっております。 |
モデル246 |
コストパフォーマンス◎。マニフレックスのマットレスタイプの中で最も価格が安いのがこれ。マニフレックスの標準的な硬さのウレタンを採用しているので、万人向けのモデルです。座ると沈み込み柔らかく感じるので、実際に寝て試してみることが重要。体圧分散性能は他のモデルと変わらないので、ベッドフレームの上で使う前提でまずマニフレックスを試そうという方には入門用モデルとしておすすめです。側地がコットン100%でしかも化学的な処理をあえてしないというマニフレックスのこだわりの為、綿花の種子がところどころ黒い点々になっておりそれが気になる人も結構いるみたい。しかしカビではないので安心してください。また、真空パックから開いたときにコットンと中のウレタンが引っかかり角ずれをよく起こすのも246の特徴です。厚み16cmあるので、メッシュウィングよりもしっかりとした寝心地を感じることができます。 |
マニスポーツ |
マニフレックスの中で最も寝心地が硬いモデルがこれです。コストパフォーマンス△。好き嫌いがはっきり分かれるかたさ。体重が軽すぎる女性や子供だと、腰の部分をしっかりサポートできない恐れがあります。逆に体格ががっしりした80kg以上の方だと恐ろしくフィットする尖ったマットレスです。必ず店頭で実際に寝て試して検討することをお勧めします。その場合は、実際に腰のくぼみに手をあててマットレスがしっかり腰に食い込んでるかチェックしてください。 |
オクラホマ |
オクラホマは新登場した厚み23cmのマットレスです。驚くべきはその価格、シングルで約62,640円。コスパはマニフレックスのマットレスの中でも◎です。お試しで寝っ転がってみたのですが、FXほどもっちりした感触はないものの23cmの分厚さからくる寝心地は本物です。リバーシブルで硬さを本当に微妙に変えれます。FXよりもオクラホマの寝心地が好きって人も結構いるんじゃないかと思います。 |
フラッグFX |
コストパフォーマンス〇。これまで紹介した商品は全て厚み16cmでしたが、フラッグFXは厚み22cmと高級感あふれる作り。メインとなるウレタンは上記で紹介したマットレスと同じものですが、そのウレタンをサンドイッチする形で、まくらにも使用されているウレタン2cm(上下なので計4cm)を採用。柔らかすぎず硬すぎない独特の気持ち良い寝心地を生み出しています。側地には木製ファイバーを使用しているため、防臭効果もあるという優れもの。マニフレックスのショールームで是非試してほしい非常に寝心地の良い商品です。値段はマニフレックスのマットレスの中では高めです。 |
ピローグランデ |
マニフレックスのまくらの中でベストセラーの商品。大きくて弾力があって素晴らしいまくらです。ウレタンのまくらは洗えないというデメリットがありますが、そのデメリットをカバーするくらいの気持ちい寝心地。とにかくこのまくらは子供が寄ってきます。うちでは家族分5個購入して使っています。夏は蒸し暑いんじゃないかと思えるほどボリューミーで柔らかいまくらですが、5回ほど夏を超えてきた経験から言うと全く問題ありません。 |
エアトスカーナ |
ピローグランデが形の定まってないノンシェイプ型と呼ばれるのに対し、エアトスカーナは形が定まっているシェイプ型に分類されます。まくらの向きを変えることで9cmと10cmの高さを選択できます。私はたまーにグランデじゃなくてトスカーナの方が頸椎にフィットする日があります。高めのまくらが好きな方におすすめのまくらです。 |
レギュラーピロー |
こちらもシェイプ型のまくらで、首を載せる部分がはっきりと決まっています。高さは中くらいでグランデやトスカーナと比べるとかなり小さいまくらです。横寝になった時でも首にまくらがフィットする用に作られていますが、寝相が悪い人だとこれがきっちりはまるかどうか微妙です。 |
レディースピロー |
レギュラーピローを女性向けにカスタマイズしたやや低めのまくらです。もちろん私のように男性が気に入る場合もあります。私はレギュラーよりもレディース派で、気に入った部分はまくら自体の高さ。首がちゃんと収まって支え上げられている感じになりました。 |
フラットピッコロ |
マニフレックスのまくらの中で最も低めの枕がフラットピッコロです。形状はピローグランと同じくノンシェイプ型ですがかなり低めなので、タオルをまくら替わりに使ってる人なんかにおすすめです。 |